春の山は展望台

 東京時代の同僚が来道、4日は一緒にスキーということになりましたが、今時期のゲレンデをただ滑るのも芸がない。もと同僚も山スキーを持ってきているし、天気もよさそうということで、昨年の同じ時期に途中の川を渉ることができずあきらめていた蘭越の幌内山に行くことにしました。
 日も長いし、朝はちょっとゆっくり目で9時半スタート。
 まず林道でひとつ尾根越えて例の渡渉地点へ。
 今年は残雪が豊富で、当然スノーブリッジで楽々と渉ることができると思っていたらさにあらず。それでもせいぜいくるぶし程度でそれほど水量も多くない。スキーを外してさっさと走って渉ります。
 初めて行ったのは6年前の3月下旬、そのときはスノーブリッジで問題なかったのですが、そのときは今回よりもまわりの雪は少なかったように思います。
 そして昨年は同じ時期、足首以上の深さと多い水量で渡渉をあきらめていました。
 これはおそらく林道上の川底がコンクリで固められており、さらにその下を辿っているパイプが詰まって水がオーバーフローするようになったためと思われます。
 渡渉地点を過ぎてあとはしばらく進み、右に分岐する林道を辿って幌内山から延びる尾根に入ります。
 前回はまだまっすぐ進み、送電線を越えたあたりで幌内山から延びる尾根の支尾根に取り付いたのですが、これがけっこう急で苦労した覚えがあったので、その後もっといいルートはないかと地図を見たところ、簡単にこの分岐した林道を見つけることができました。
 林道はいちどジグを切って程なく尾根上へ。途中で林道を右に送って本格的に尾根の登りへ入ります。
 あとは特別急峻なところも少なく、じっくりと登ってお昼ちょうど山頂着。
 ややかすんではいますが、360°の大絶景。
 隣の昆布岳、羊蹄山と、もちろん北へ目を向けるとニセコ連峰、そして西に目を転じると幌別山塊とその先の狩場山など、とにかく景色を満喫しました。
 下りは2〜3日前に降った雪が妙に固まっていて苦労しましたが、もともと滑りを期待する山ではないのでよしとしましょう。
 今シーズン、週末に天気の悪い日が多く、3月中は特にその傾向が強く、ホントにいい時期を逃してしまったかなと思っていただけに、この絶景で埋め合わせできました。